こんにちは、マネユキです！
前回の記事では、SBI証券で新NISA口座を開設し、「eMAXIS Slim 米国株式（S&P500）」の積立投資を始めた体験談をお届けしました。
今回はその続きとして、
「なぜ数ある投資信託の中から、eMAXIS Slim S&P500を選んだのか？」
というテーマを深掘りしていきます。
同じように投資信託を選ぶ段階で悩んでいる方にとって、少しでもヒントになればうれしいです。
投資信託は星の数ほど。でも選ぶ基準って何？
新NISAでは、成長投資枠・つみたて投資枠のどちらも「非課税」で運用できるのが最大のメリット。
その恩恵を最大限に活かすためにも、どの投資信託に積み立てるかはとても重要です。
僕が実際に選ぶときに意識したのは、次の3つの視点でした。
- 長期的な成長が期待できる投資対象か？
- 運用コストが低く、効率的な積立が可能か？
- 人気・実績・情報の多さで、初心者でも安心か？
最終候補に残ったのは「S&P500」と「オルカン」
色々と調べたり比較したりしていく中で、最終的に残ったのはこの2つ。
- eMAXIS Slim 米国株式（S&P500）
- eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）
どちらも手数料は業界最安クラスで、長期積立に向いている超人気ファンド。
正直、どちらを選んでも間違いはないと感じました。それくらいどちらも魅力的でした。
なぜS&P500を選んだのか？僕なりの答え
最終的に僕がS&P500を選んだ理由は、以下のとおりです。
✅ 理由①：アメリカ経済は“世界のエンジン”
S&P500は、AppleやAmazon、Google、Microsoftなど、世界を代表する米国企業500社に分散投資できるインデックスです。
40代の僕にとって、これから20年先の老後や子どもの大学資金まで、まだまだ長い時間があります。
「世界経済の中心であるアメリカの成長に便乗する」
この戦略は、シンプルかつ現実的だと判断しました。
✅ 理由②：低コスト運用で“積立の効率”を最大化
eMAXIS Slimシリーズは、とにかくコストが安い！
僕が選んだ「eMAXIS Slim 米国株式（S&P500）」の信託報酬（年間の運用手数料）は0.09372％（税込）（※執筆時点）。業界最安水準です。
長期で積み立てるなら、手数料の差が将来のリターンに大きく響きます。
初心者なりにいろいろ比較しましたが、コスト面の安心感はかなり大きな決め手でした。
✅ 理由③：情報量が多く、安心して続けやすい
SNSやブログ、YouTubeなどでの情報量もS&P500はとにかく豊富。
「初心者が迷わず積立できる」環境が整っていることは、安心材料のひとつでした。
オルカンの魅力も最後まで悩んだ
もちろん、全世界株式（通称：オルカン）にも魅力は感じました。
「世界全体に分散投資できる安心感」は確かに大きいです。
ただ、構成を見てみると現時点で約6割以上がアメリカ株。
つまり、オルカンを買ってもアメリカにかなり依存することになります。
だったら、まずはシンプルにアメリカ一本に集中してもいいのでは？という考えに至りました。
将来的にはポートフォリオの分散も考えていきますが、投資スタート時点では「分かりやすさ」と「続けやすさ」を優先しました。
今後の方針とリスクへの向き合い方
S&P500が「王道」といわれる一方で、もちろんリスクもあります。
- 米国経済が低迷すれば、パフォーマンスも悪化する
- 為替の影響（特に円高時）はリターンを圧迫する可能性あり
- 株式100％のため、元本保証はなし
でも逆に言えば、これらを理解して「受け入れた上で投資を続けること」こそが、長期投資の本質だと感じました。
僕はこれからも毎月2万5,000円をコツコツ積立しながら、必要に応じて見直しや調整をしていく予定です。
まとめ：王道には理由がある。そして、迷ったら“シンプルに”が正解
最終的に、S&P500とオルカンで迷いましたが――
どちらも優れた商品で、どちらを選んでも失敗しないと感じました。
その中で僕が「eMAXIS Slim S&P500」を選んだのは、
- 成長性（米国経済への期待）
- 低コスト（長期積立に最適）
- 続けやすさ（情報が豊富で安心）
という3つの理由からです。
もし今、投資信託選びで悩んでいる方がいれば――
まずは「わかりやすい」「低コスト」「実績あり」の3点で絞ってみるのがオススメです。
次回は…
🎯「積立投資を3カ月続けて感じた“メリット・デメリット”」
実際にやってみて初めて気づいた“リアルな気持ちの変化”や“初心者ならではの悩み”もたくさんありました。
次回の記事では、そんな僕のリアルな体験をもとに、「始めてよかったこと」「ちょっとしんどかったこと」を、正直にお話ししてみたいと思います！
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